刀剣サックと解説!!第三弾!

    

こんにちは!お久しぶりです!

今回は刀剣サックと解説!!第3弾!ということで、このシリーズも最終回になりました!過去の記事をまだ読まれていない方はそちらもよかったらお読みください!!

今回は、少しマニアックな刀剣の知識についてご紹介したいと思います!

みなさんはどのくらい知っているでしょうか?

それではどうぞ!!

01. 日本刀ができるまで

日本刀の原料は何かご存じですか?

砂鉄と木炭です!

玉鋼(たまはがね)というのを最初に作ります。

玉鋼というのは高品質の鋼です。

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【刀剣ワールド】玉鋼の特徴 (touken-world.jp)

たたら製鉄のけら押し法によって作られます。

炉に砂鉄の木炭を入れ、風を用いて燃焼させ、鉄に含まれる炭素の割合を調整する方法です。操業期間が3日間であることから、「3日押し」とも言われています。

 

次に硬い玉鋼と柔らかい玉鋼を分けます。玉鋼を低温で熱します。適温になったら取り出し、たたいて平たく伸ばします。そして、熱が冷めないうちに、水に入れて急冷します(水へし)。玉鋼を細かくたたき割り、断面がきれいな硬い玉鋼とそうでない柔らかい玉鋼に分けます。

 

次に鍛錬です。小割したものを積み上げて、それが崩れないように和紙で包み、藁灰(わらばい)をまぶし、泥水をかけて、熱が芯まで伝わるようにします。

ここからは折り返し鍛錬といい、玉鋼をたたいて、折り返しての繰り返しの作業を行います。これは不純物を取り除いて、炭素量を均一化し、強度を高めるための作業です。

15回くらい繰り返し行い、硬い玉鋼(皮鉄)と柔らかい玉鋼(心鉄)を組み合わせます。

 

次に素延べといい、平たく伸ばして、棒状にし、剣の形に打ち出す火造りをします。その後に、やすりなどで形を整えます。

 

ここからがとても重要なポイントとなります。焼き入れ作業です。焼き入れは日本刀の個性を決める重要な作業です。焼き入れをする前に、土置きをします。これにより刃文ができます。

乾燥させたら、焼き入れをします。温度が800度に達したら、だして、急冷します。

研ぎをして、銘をいれたら完成になります!

https://www.youtube.com/watch?v=4seh3ugxJpA

02. 日本刀の逸話

ここでは、妖怪を倒したと言われる、有名な刀剣をご紹介したいと思います。

膝丸と言われる刀剣です。この刀剣は蜘蛛切薄緑などともいわれています。

源頼光が熱病にかかっているとき、その夜に蜘蛛の妖怪が現れ、それを退治すると、熱病が治ったと言われています。頼光はこの刀剣をとても大切にしました。

 

https://www.meihaku.jp/app/uploads/2021/10/dc23626340c056acfefb449c04f8170b.jpg

03. あのアニメの刀が実在⁉

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最後に私が好きなアニメ「るろうに剣心」のあの刀についてご紹介します。

主人公の緋村剣心が使っている、逆刃刀。

この刀はアニメの中で出てくる架空の日本刀として知られていますが、そんな逆刃刀が発見されました!

2014年、千葉県白石市の旧家から刃と峰が逆になっている刀が見つかりました。

全長約28センチ、刃渡り約22センチの小刀にあたります。

明治期のものであると言われており、逆刃刀という概念があったかわかりません。

実用性は感じられないため、飾りや遊び道具として使われていたのではないかと推測されています。

04. まとめ

いかがだったでしょうか。刀剣解説は最後の回となります。

刀剣について少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです♪

最後までお読みいただきありがとうございました!