刀剣サクっと解説!第1弾
こんにちは!
先日兵庫県立美術館で行われたHEROES展に行ってきました!
この写真は私が撮ったものです。※撮影OKでした。
刀 無銘 伝来国光というもので、鎌倉時代(14世紀)に制作されたものです。
あまりのカッコよさに一目惚れしてしまいました…//
今回は❝刀剣❞についてご紹介します。刀剣について興味がない方でも楽しめる内容になっています👍
3部構成になっています!今日は第1回目です!
3分ほどで読めますので、ふらっと立ち寄ってみてください~
01. 刀剣の魅力とは
鬼滅の刃や刀剣乱舞といったアニメやゲームが流行しましたよね。
私、アニメのるろうに剣心が好きだったんですけど同じ方います?(笑)
刀って本当にかっこいいですよね。
刀剣といえば武器を連想する人が多いのではないでしょうか。実は、刀剣は武器だけでなく神社の御神体となったり信仰の対象にもなっているのです。
現在では日本が誇る美術品として価値を見出されています。
※2020年時点で日本は250万点の日本刀が存在しており、そのうち120点が国宝に指定されています。
02. 刀剣をみるための準備
刀剣を見るときに「かっこいいな~」だけで終わらせるのはもったいないです!
ここでは、刀剣を見るときに注目してほしいところをご紹介します!
刃文
刀にシマシマの模様が入っているのを見たことはないですか?
あれが刃文とよばれるものです。(赤でなぞられているところ)
私が最初見たとき全部同じ模様に見えたんですけど、、
微妙に違うのですね(笑)いや全然違います!
実はそこに創作者の個性が出ているのです。刃文は形が様々で刀剣の種類や時代によって違ってくるのです。詳しくは第2弾で扱います!
上図の刃文の下に同じようなシマシマがありますよね。
地鉄
この漢字、あなたは読めますか?じがねと読みます。地鉄は「鍛え肌」という別名があり、こっちで覚えちゃってください!
刃文と鎬筋(刀の側面にあるちょっと高くなっているところ)の間にあります。
これは様々な性質をもつ鉄や物質が混ざり、熱せられることによって作られます。年輪のようなものだとおっしゃている方もいました。細かく分けると10種類以上あるみたいです!
03. 日本の刀剣の種類
日本刀の種類を今回は4つご紹介します。
太刀
刃長が2尺(約60センチ以上)あり、刃を下にして腰に吊るします。
例として、明石国行が挙げられます。
刀(打刀)
刃長が2尺(約60センチ)以上あり、室町時代中期以降に作られました。
刃を上にして腰に指します。
例として粟田口一竿子忠綱が挙げられます。
脇指
わきざしと読みます。
刃長が1尺(約30センチ)~2尺(約60センチ)のもの。
刃を上にして腰に指します。
江戸時代には大小の小として使われました。
例として長曽祢虎徹が挙げられます。
短刀
刃長が1尺(約30センチ)以下のものです。
女性や子供でも使える護身刀として重宝されてきました。
例として日向正宗が挙げられます。
04. 次回予告
いかがだったでしょうか。今回は刀剣の魅力や基礎中の基礎事項を手短にまとめさせていただきました。少しでも刀剣に興味を持っていただけたら嬉しいです!
第2弾では時代ごとに刀剣をみていきます。
今回の作成にあたり、【刀剣ワールド】刀剣・日本刀の専門サイト (touken-world.jp)を主に参考にさせていただきました。もっと詳しく知りたい方は見てみてください。
最後まで見ていただきありがとうございました!