戦国時代の鎧とは?

           

こんにちは!

今回は日本の鎧について取り上げようと思います。

特に、みなさんがテレビなどでよく見る戦国時代の鎧についてご紹介します!

ぜひお楽しみください!

01. 当世具足(とうせいぐそく)

日本の甲冑(かっちゅう)の1つで、戦国時代に誕生しました。

室町時代には主に騎乗の上級武士が着用した大鎧や徒歩戦に適した胴丸が装備されていました。大鎧は約25~30㎏で胴丸はこれよりも軽い装備でした。

当世具足はこれよりも軽く、約10~20㎏で身動きがとりやすくなっています。

この時代のころは、地上戦かつ集団戦が多いです。テレビなどでもこのシーンが多いのではないでしょうか?

そしてこの頃から鉄砲が主流の戦い方になってきました。そのため、隙間なくしっかり守れる装備になっています。

時代の戦い方のニーズに合わせた作りになっているのです!

02. 各部名称と役割

当世具足は全身をしっかり守るため、多くのパーツがあります。

順番にいくつかご説明させていただきます!

1. 臑当(すねあて)

臑当とは足のすねを守る装備です。サッカーでもレガースをはめて、すねを守っていますよね。サッカーはすね当て1枚だけですが、臑当は6枚の鉄板を板状に足を包むように装着します!内側には革があり、乗馬の際に当たりを和らげます。

すねあては古墳時代からあったそうで、奈良県の古墳から発掘されました。

この当時は2枚の鉄が筒状に合わさっていたみたいです。

2. 佩楯(はいだて)

佩楯とは足の太ももを守る装備です。エプロンのように腰に巻いて装着します。

これをつけることによって、足の動きを妨げることはありません。

3. 籠手(こて)

籠手とは腕から手の甲を守る装備です。手の甲は親指と中指をひもに通して固定させます。肘と手首の部分は鎖なので、手の動きを妨げることはありません。

古墳時代から長くは江戸時代まで、さまざまな種類の籠手が使われてきました。

4. 胴

胴とは胴体を守る装備です。胴体は急所であり、鉄砲などの強い衝撃のある攻撃から守るため、鉄板でがっちり守られています。重さは約5㎏と言われています。

前後2枚に分けられており、右側の紐で開け閉めします。

胴の肩には小鰭(こびれ)がついており、肩を守ります。赤色の布地で、その中に小さな鉄板が組み込まれています。

5. 草摺(くさずり)

草摺は腰回りを守る装備です。

形式的な形状はなかったと言われています。

身体の動きを妨げないように、いくつかの部分に分かれています。

6. 面頬(めんぽお)

面頬とは顔を守る装備です。

怒りの表情を表して、相手をひるませる工夫が施されています。

03. まとめ

いかがだったでしょうか。簡単にまとめさせていただきました!

鎧も時代ごとに見ていったら面白そうだなと感じました。

また武将の好みなどでデザインや装備がどのように変わっているのかを調べてみるのもおもしろそうだと感じました。また調べて、記事にしますね!

今回ご紹介できなかった物も、また後日取り上げていこうと考えています!

みなさんから、「こういう記事を書いてほしい!!」、「こういう記事が見たい!!」などあれば、コメントでぜひ教えていただきたいです!

 

最後までお読みいただきありがとうございました~!