油絵の特徴や魅力とは?分かりやすく解説!

モナ・リザ」レオナルド・ダビンチ

 

こんにちは!

今回は油絵について分かりやすく解説していきたいと思います。みなさんがご存知のような有名な作品は油絵が多いでしょう。私の一番好きな画法も油絵なんです!魅力に溢れた油絵というものをぜひこのブログで好きになっていただきたいです!それではどうぞ!

 

1.油絵の特徴は何?魅力は?

 

まず初めに油絵とは油彩絵具を使って画を描くものになっております。一般的に使われる材料は顔料と呼ばれる色をつけるためのものと接着剤となる乾性油で構成されており、それはあまに油、くし油、くるみ油などが使われています。その素材の調合具合でも色の表情が変わるのでそこも面白いポイントとなっていますね。

油絵は保存期間が長いのも特徴の一つです。作品の耐久力が高く、長くその美しさを保つことができるからこそ有名作品が多いのですね。

 

そして油絵の魅力といえば、そのリアルさ!また写真と見間違えるほどの透明感のあるリアルな画から重ね塗りをすることによって重厚感のあるずっしりとした画まで描けるという表現の幅広さも大きな魅力です。

油絵は布や木に描かれますが特徴的な重層構造を構築するため他の画法と比べると鮮やかさや深みに違いが現れます。美術館に行った際は層の深みにも注目してみてみると面白いですよ!

 

2.油絵の短所

 

ここまででは油絵は最強の画法だと感じる方もいるかもしれませんがそんな油絵にも弱点があるんです。

それはまず乾かす時間の長さ。重ね塗りを絶対とする油絵には次の層までの乾かす時間が必要です。そしてそれが他の画法に比べてとても長い。2、3日かかることもあれば一週間かかることもあるほどです。それは何を意味するかというと完成するまでの時間がとてつもなく時間がかかるということなんです。それは芸術家たちからすると多くの作品を作れない、言い換えれば1つの作品に集中できるとも言えますね。

また絵の具に独特の匂いがあり、鑑賞する分には問題ないのですが描く側はそこで苦労するかもしれません。そしてこれは私も驚いたのですが、絵の具に毒性の成分があるそうです。なので常に注意する必要があります。

芸術家たちはこんな苦労のもと、偉大な作品を描いていると考えるとすごいですよね!

 

まとめ

 

今回は油絵について書かせていただきました!どうでしたでしょうか?油絵の魅力を知ると一気に芸術に興味が湧いてくると思いますよ!ネットや本だけでなく、実際に見に行ってみてその奥深さを感じてください♪

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