近年注目を集めたアーティスト5選!!

こんにちは!

今回は近年注目されたアーティストを5人ご紹介します。

01. 草間彌生

草間彌生は、日本の現代美術家であり、画家、彫刻家、パフォーマンスアーティスト、インスタレーションアーティスト、作家などの多彩な分野で活躍しています。

草間彌生は 1929年3月22日に長野県松本市で生まれました。幼い頃から芸術に興味を持ち、10代の頃から絵画制作を始めました。その後、京都市立芸術大学で学び、卒業後はアメリカに渡りました。

アメリカに渡ってからは、ニューヨークを中心に活動を始め、ポップアートミニマリズムなどのアートムーブメントに影響を受けながら、自身の作風を確立していきました。特に、「無限の鏡の部屋」という作品は世界的に有名で、光や反射を利用して、観客を無限の空間に誘うインスタレーション作品です。

「無限の鏡の部屋」
1965年、ニューヨーク、カスラーヌ・ギャラリーでの個展「フロア・ショー」で初公開

草間彌生の作品は、カラフルでポップなデザインや斬新なアイデアが特徴的であり、それらは世界中で高い評価を受けています。また、彼女の作品は、ポップアートミニマリズムなど、さまざまなアートムープメントの影響を受けながら、独自のスタイルを築き上げたとされています。

草間彌生は、その活動が評価され、多くの賞を受貸しています。彼女の作品は、世界中の美術館やギャラリーで展示され、多くの人々から愛されています。

Louis Vuittonルイ・ヴィトンとのコラボも果たし、その独特の世界観が注目を集めました。

02. バンクシー

バンクシーは、イギリス出身の名のストリートアーティストであり、社会的なメッセージを伝える作品で世界的に有名です。彼の作品は、政治、社会問題、文化的なアイデンティティなど、多岐にわたるテーマを取り上げており、しばしば風刺的なスタイルで描かれています。

バンクシーは、壁や建物、標識、電話ボックスなど、都市の公共空間に作品を描くことで知られています。彼の作品は、よく目立つ場所に描かれ、しばしばメディアの注目を集めます。

また、バンクシーの作品は、多くの場合、ポップアートやストリートアートとして分類されます。

バンクシーは、自分の正体を明かさずに活動しています。彼は、匿名性を維持するために、公の場に出る際にはマスクを着用し、インタビューには出演せず、代理人を通じてコミュニケーションを行っています。

バンクシーの作品は、美術市場で高い評価を受けており、彼の作品は、オークションで数百万ドルの価値が付くこともあります。しかし、一方で、彼の作品を破壊したり、消したりすることがしばしば報じられ、彼自身も「壁画は壊される運命にある」と発言しています。

バンクシーの作品は、その強烈なメッセージと反逆的なスタイルによって、現代アートの重要な作品として評価されています。

バンクシーについて過去の記事で詳しく解説しています。

そちらもあわせてご覧ください!

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03. アイ・ウェイウェイ

アイ・ウェイウェイは、中国出身の現代美術家、映画監督、人権活動家です。

1957年に中国の北京市に生まれ、父親は有名な話人でした。1978年に中国中央美術学説で学び、1981年にアメリカに渡り、ペンシルベニア大学で芸術を学びました。

アイ・ウェイウェイは、中国の政治体制や人権問題についての批判的な姿勢で知られています。彼は、2008年の中国の四川地震の被災者を支援するために、Twitterやブログなどのソーシャルメディアを通じて活動し、その後、政府の反発を招きました。2011年には、警察に拘束され、その後、約3か月間拘束されました。

アイ・ウェイウェイの芸術作品は、中国の伝統的な芸術と現代芸術を組み合わせたもので、しばしば政治的メッセージを含んでいます。彼は、大量消費社会の問題や、中国の過去と現在の政治的問題について考えることを促すインスタレーションや彫刻などを制作しています。彼はまた、2008 年の北京オリンビックの開会式の設計で協力しており、その後、中国の政治体制に対する批判的な見方が強くなりました。

2008年 北京オリンピック開会式

アイ・ウェイウェイは、世界中で多くの展示会を開催し、数多くの賞を受貸しています。彼の芸術作品や活動は、政治的、社会的、人道的な問題に対する強い見解を表しており、現代のアーティストとして非常に影響力があります。

04. オラファー・エリアソン

Olafur Eliasson - watchyourbubble

オラファー・エリアソンは、デンマーク・コーンハーゲン出身のアーティストであり、現在はドイツ・ベルリンを問点に活動しています。後は同境美術、電気、光のインスタレーション、建築、写真、映像など、多読にわたる芸術表現を行っており、その作品は国内外で高い評価を受けています。

エリアソンの作品は、光や色、自然現象などを用いたインスタレーションが特徴的で、観客が作品の中に身を置き、その空間に没入することを促します。

彼の作品は、観客が周囲の環境や自分自身との関係を再考し、新たな視点を見出すことを目的としています。例えば、2003年に制作された「The Weather Project」は、大型の太陽を天井に設置し、その光によって流面加工された床が反射することで、観客を包み込む霧のような空間を演出し、自然現象と人工的な環境の関係性を問いかけました。

2003 「The Weather Project」

また、エリアソンは社会的・環境的な問題にも関心を持ち、その問題をテーマにした作品も多く制作しています。例えば、彼の作品「Ice Watchでは、グローパル・ウォーミングによる氷河の減少を象徴するため、グローバルな視点で世界中の都市に水のブロックを展示することで、地球環境問題への意議を高めました。

「Ice Watch

エリアソンは、芸術家としてだけでなく、社会的な活動や教育にも積極的に取り組んでいます、彼は2009 年に自身の美術館「スタジオ・オラファー・エリアソン(Studio Olatur Elasson)」を開設し、美術館での展示やワークショップ、学校への出前授業など、多様な活動を展開しています。

05. マリーナ・アブラモヴィッチ

衝撃的な身体パフォーマンス作家、マリーナ・アブラモビッチのアート作品 | MUTERIUM

マリーナ・アブラモヴィッチは、セルビア生まれの現代美術家で、パフォーマンスアートの分野で最もよく知られたアーティストの一人です。彼女は、人体を用いたアクションやパフォーマンスを通じて、芸術と人間の存在に関する根本的な問いに向き合い、探究することで知られています。

アブラモヴィッチは、長年にわたって多くのパフォーマンス作品を制作してきました。その中には、自身の身体に過酷な負荷をかけたり、観客との直接的な対話を通じて人間の関係性に焦点を当てたりするものが含まれています。

パフォーマンスのためのトレーニングや技術を習得し、自分自身を劇的な物語の主人公として描くことによって、芸術と人生の境界線を曖昧にすることを試みました。

1970年代に彼女のパートナーであり、共同アーティストであったウライ・レプトキーと一緒に活動を始め、その後も彼女の作品にはしばしば彼が関与しています。また、彼女は多くの展覧会やイベントに参加し、数多くの賞を受覚しています。彼女の作品は、芸術史上のパフォーマンスアートの重要な節目と位置付けられ、彼女自身も芸術界で最も影響力のあるアーティストの一人とされています。

06. まとめ

いかがだったでしょうか。

近年注目を集めたアーティストについてご紹介しました。

彼らの独自性を活かして、社会問題や文化的なテーマに取り組むことで注目を集めていることがわかりますね。

最後までお読みいただきありがとうございました。