生け花とは?わかりやすく解説!

こんにちは!

本日は生け花を取り上げていこうと思います。

みなさんは生け花をしたことがありますか?

今回は生け花の歴史から種類までご紹介します!

ぜひ最後までお付き合いください!

01. 生け花の歴史

私自身も驚いたのですが、生け花の起源は飛鳥時代まで遡ります!小野妹子が遣隋使をやめた後、聖徳太子が創建したと伝えられている六角寺の住職になり、仏前に花を供えたことから生け花が誕生したそうです。小野妹子以外にも寺の近くに住んでいる僧侶が朝夕に花を添えており、彼らは池坊と呼ばれました。仏教と花は大いに関係していたのですね。

現代のような生け花が誕生したのは室町時代と言われています。室町時代になると立花(りっかが登場します。立花とは室町時代に成立した最も古い様式です。これが江戸時代中期ごろまで栄えます。建築様式が変わり、床の間が狭くなったため、庶民でも飾り付けができるようになりました。

定型化した立花とは反対に自由に生けた投入花が流行りました。18世紀中期には、それがより豪華になり生花(しょうか)と呼ばれるようになりました。

明治時代になると小原雲心によって盛花が誕生しました。盛花は平たい水盤(剣山)に花を生ける様式です。女性に対する生け花教育が始まったのもこの頃です。

戦後になると、形式の制約がない自由花が注目を浴び、現代では世界に生け花が広がっています!

02. 池坊専慶

生け花で押さえておきたい人物、池坊専慶です!歴史の授業でみなさん習っているかもしれません。

池坊華道の元祖とされる人物です。

1462年の『碧山日録』に彼の名が残っています。この日記によると、彼が武士に招かれて、花を挿し、京都の人々の間で評判になったらしいです。

彼は生花の芸術性を高め、戦国時代の専応、江戸初期の専好によって池坊流が発展しました!

03. 流派

生け花の流派の数は正確にはわかっていません。とても細かく分けられており、およそ300種類あるそうです。3000種類あると言われていた時代もあったとか......(笑)

今回は数多くの流派から三大流派と呼ばれるものをご紹介します。

池坊

画像の内容:立花 | いけばな池坊-大嶋晴代教室

先ほども紹介しました!池坊です!

池坊は流派の中で最も古くからあり、全ての流派の原点に当たると言えます。

池坊専慶が確立しました。

池坊は定型的に決まった様式があります。立花、生花、自由花です。

草月流

草月流 「森彩琳」 の いけばな日記: 5月 2014

1927年、勅使河原蒼風(てしがわらそうふう)によってつくられました。2017年に90周年を迎えました。

池坊とは違い、自由に生けることが特徴的です。生ける人の個性が出る流派であると言えます!

小原流

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先ほども少し出てきました。19世紀末、小原雲心によって盛花が誕生しました。

水盤に剣山をつかって生ける様式です。

自然の風景を生かし、様々な要素を取り入れていることが特徴です。

04. まとめ

いかがだったでしょうか。生け花について簡単にご紹介させていただきました。

かなり、初心者がするにはハードルが高そうだなと調べながら思いました(笑)

自由花とかだったら挑戦しやすいのかも?とか思いました。

これからも、アートについて発信していきます。

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最後までお読みいただきありがとうございました!!