水彩画とは?魅力や特徴、技法に起源まで解説!

 

こんにちは!今回は「水彩画」についてまとめてみました!

以前、 TikTokにて海外のアーティストさんが面白い描き方を拝見して興味を持った水彩画、画の中でも非常に身近な存在で多くの魅力があるものですが、奥の深さや技法の多さに私自身驚きました!それではどうぞ!

 

「ポンティノ湿地を訪れるピウス6世」アブラーム=ルイ=ロドルフ・デュクロ

 1.水彩画とは、起源について

 

 水彩画は読んで字のごとく、水を使って画を描画、彩色する技法のことです。みなさん小学校の夏休みの宿題や授業で水彩画を実際にした人がほとんどではないでしょうか?私はいまいちコツがわからなくて相当苦戦した覚えがあります。笑

 

水彩画の起源は今から約14500年前のスペインの世界遺産「アルタミラの洞窟」にて水で溶いた絵の具を使った洞窟画が最古のものになります。自分で調べても驚きましたが本当に古い歴史を持つものなんですね。

また水彩画は素描(色彩をくわえずに線だけで描くこと)とは区別しにくく、水彩画は素描と区別されます。また東洋の絵画である、水墨画、漢画、大和画などの伝統的な絵画は水彩画ではあるものの、そうは呼ばないそうです。

 

 2.特徴と魅力、そして短所

 

水彩画の特徴はなんといっても水を使っているところ!そのおかげでみずみずしさがある爽やかな表情を見せ、さらにさまざまな表現方法が存在し水の量や絵の具、その配分や塗り方までを変えることでまた違った味と雰囲気を持たせることができます!

 

そして魅力は先ほど小学校の話をしたように誰でも簡単に始められ、絵の具や紙などが高価でないところも非常に良いところだと思います!

 

しかしそんな魅力に溢れた水彩画の弱点も水なんです。水を使っているがゆえにカビが生えやすかったりだとか紫外線で変色してしまったりなど耐久性には少し難があります。

そのため古い作品が残りにくく、保存する際もこまめに手直しが必要であったりと繊細な画になります。その保存の難しさから、みなさんがご存知であるようなレオナルド・ダビンチなどの有名な画家の水彩画はみられません。

 

ですが簡単さゆえに配色の試行や色彩の練習に優れているという点があります!なのでこれから自分で画を描いてみたい方やもっと技術を磨きたい方、さまざまな方に水彩画の道を通っていただきたいです!

 

 まとめ

今回は水彩画について簡単ではありますが書かせていただきました。私自身、アートを広めようとするものとして画を習慣的に描いていこうと考えているんですが、その時は水彩画をまずはマスターしたいと思っています!簡単だけど奥が深くて作者の技量が十分に発揮される水彩画、上手く描けるのは憧れますね〜!

 

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「風景」三宅克己