第9回デッサン みんな大好きピーマン

こんにちは!

今回は第9回デッサンということで、ピーマンを描いてみました!

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時間は108分です。少しずつですが、早く描けるようになってきました。

今回は光の陰影を意識して描きました。くっきりさせるために濃い色をベースで使いました。

光の部分はただ単に練り消しで消すのではなく、3Hくらいで薄く塗りました。

ヘタの部分は中のつくりをよく見て描きました。

今回の課題は、全体の形です。ピーマンが少し潰れてるように見えます。ピーマンの中の空洞をイメージできていませんでした。もう少し上部をふっくらさせるべきでした。

描く対象物そのものが持つ特徴を捉えて、整理して、次から描いていこうと思いました。

 

最後までご覧いただきありがとうございました♪

美術館を訪れる前に知っておきたいこと💡

こんにちは。

美術館とは、美術品を所蔵・展示する施設であり、芸術に興味を持つ人々にとっては、特別な場所として認識されています。

美術館には、世界中の様々な時代や文化における芸術作品が展示されており、多くの人々にとって、芸術に触れる貴重な機会となっています。

基本的なことかもしれませんが、今回は私と一緒に美術館に関するさまざまな事柄について考えていきましょう~

01. 美術館の役割とは何か?

術館は、芸術を保存し、広く一般に公開することで、芸術的な価値を持つ作品を後世に伝えることができる場所です。

美術館に所蔵される作品は、様々な形態で表現される芸術的な表現手法を含み、彫刻、絵画、写真、工芸品、映像作品、インスタレーションなどがあります。美術館は、こうした作品を収集し、保存することによって、芸術の発展と継承に大きな役割を果たしています。また、美術館は、芸術作品を通じて、人々に芸術的な感性を育て、芸術についての知識を深める場所でもあります。美術館には、展示品に関する情報や解説が掲示されていることが多く、芸術作品の背景や制作過程、芸術家の思考や表現手法などについて理解を深めることができます。

美術館の展示には、常設展示企画展示があります。

常設展示は、美術館が所蔵しているコレクションから選ばれた作品を展示するもので、一定期間ごとに入れ替えが行われます。

一方、企画展示は、特定のテーマに基づいて、美術館が新たに収集した作品や、外部からの貸し出し品などを展示するもので、期間限定で開催されます。

02. 美術館に行く前に知っておくべきこと

術館を訪れる前に、あらかじめ知っておくべきことがあります。

まず、美術館の営業時間や休館日、入場料金、駐車場の有無、撮影や飲食の可否、コロナ禍における対策などがあります。美術館の公式サイトやSNSアカウントなどをチェックし、訪れる前に必要な情報を収集することが大切です。

また、美術館を訪れるときは、服装にも気を遣う必要があります。美術館は、一般的に静かな空間で、芸術作品を鑑賞する場所です。そのため、派手な服装や、かさばるバッグ、高いヒールの靴などは避けるべきです。個人的な意見ではありますが、館内は少し暑いので、調整しやすい服装がおすすめです。

また、美術館内での携帯電話の使用や、大声での話し声、芸術作品に触れたり、飲食をすることは禁止されている場合がほとんどです。ガムや飴を口に入れて鑑賞することもNGです。それらの成分が作品についてしまう可能性があります。

雨天時には傘は必ず傘立てにしまいましょう。鍵をわすれないように。

マナーを守って、周囲の人々に配慮しましょう。

03. 美術館がもたらす価値

術館は、芸術作品を収集・展示することで、様々な価値をもたらします。まず、芸術作品に触れることで、人々は新しい視点を得ることができます。美術作品には、芸術家の思考や表現、制作背景などが込められており、これらを理解することで、芸術作品をより深く理解することができます。また、美術館には、様々な時代や文化における芸術作品が展示されており、これらを比較することで、世界中の芸術の発展や変遷を知ることができます。

さらに、美術館は、芸術に触れることで、感性や創造力を育む場所でもあります。芸術作品は、美しいものや興味深いものが多く、これらを見ることで、自分自身の感性を磨くことができます。また、芸術作品には、芸術家の独自の表現が込められており、これを参考にして、自分自身の表現力を向上させることもできます。

04. まとめ・今後の課題

これまでの内容をまとめると

  • 美術館は芸術的に価値のある作品を保存し、後世に伝えることができる場所。
  • 美術館を訪れる際には、事前に情報収集を行い、マナーを守ることが大切。
  • 美術館は、芸術作品に触れることで新しい視点を得たり、感性や創造力を育む場所。

ということでした。

 

美術館は、芸術作品を収集・展示することで、芸術文化の継承や創造性の育成に大きく貢献しています。しかし、美術館にはまだまだ改善の余地があると考えます。

例えば、美術館の展示内容やプログラムが、特定の層に偏っていることがあることや、アクセシビリティ(利用のしやすさ)の面で課題があることが挙げられます。美術館は、より多様性を取り入れた展示や、障がい者への配慮など、社会のニーズに応えるために、常に改善を重ねる必要があります。

美術館を訪れることで、芸術作品に触れ、新しい発見をすることができます。

しかし、美術館は観光スポットであることに加えて、芸術文化を育てる場所であることを忘れてはいけません。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

芸術と理論の融合を追求した偉大なアーティスト、ヨーゼフ・アルバースの世界

Artistes et designers célèbres du Bauhaus | Du Grand Art

こんにちは!

今回は、ヨーゼフ・アルバースについてご紹介しようと思います。

ヨーゼフ・アルバースは、1888年にドイツのボッティングヘン(Bottrop)で生まれ、1976年に同地で亡くなった画家・彫刻家です。彼は「形式美学」を提唱した美術理論家でもあり、その美術理論に基づく芸術作品を制作していました。

アルバースが初めて注目を集めたのは、1920年代初頭に作られた「劇場壁画」と呼ばれるシリーズの作品です。この作品は、舞台美術家としても活躍していたアルバースが、劇場のステージデザイン用に制作したもので、幾何学的な図形や色彩の対比が印象的な作品となっています。この作品は、当時のドイツの芸術運動であるバウハウス(Bauhaus)運動の影響を受けたものであり、その後のアルバースの制作活動にも大きな影響を与えることになります。

アルバースは、1920年代後半からは、自身の美術理論に基づく作品を制作し始めます。彼が提唱した「形式美学」とは、形式のみに注目し、作品に描かれた具象的な対象や物質的な要素には全く意味がないという理論でした。アルバースによれば、芸術作品は「視覚的体験」を提供するものであり、その体験を引き出すためには形式美が重要だということです。

アルバースの代表作の一つには、「ホワイト・スクエア・シリーズ」があります。このシリーズは、白い正方形のキャンバスに、よく考えられた配色の正方形を重ねたもので、色彩の対比による効果を追求したものです。また、彼の作品には、ヨーロッパ中世の教会窓のような、幾何学的な模様をあしらった「ステンドグラス・シリーズ」や、「ホワイト・アラバスター・プラネット」など、独自の美術世界が表現されています。

 ヨーゼフ・アルバースの四角。 | 美術家, 美術館  

アルバースは、自身の芸術理論に基づいた作品を制作する傍ら、美術教育にも力を注いでいました。彼は、1933年にナチスが政権を握ると、ベルリンの美術学校を辞め、スイスに移住しました。その後、アメリカに渡り、ニューヨークのブラックマウントン・カレッジで教鞭をとり、アメリカの抽象表現主義運動にも大きな影響を与えることになります。彼は、後進の指導にも力を注ぎ、数多くの芸術家を育てました。

アルバースの作品は、その後の現代美術に大きな影響を与え、彼の美術理論も広く受け入れられるようになりました。彼が提唱した形式美学は、芸術における形式の重要性を再評価し、芸術作品の「見え方」を変えるきっかけを与えました。

しかし、アルバースの作品に対する評価は、時に賛否両論があります。彼の美術理論が芸術の本質を捉えたものであるとする見方もあれば、単なる「見せかけの芸術」とする批判もあります。また、彼の美術理論は、芸術作品を解釈する上での一つの手段に過ぎず、芸術に対する見方は多様であることも忘れてはなりません。

それでも、アルバースの作品は、その美術理論に基づいた独自の美学を表現し、今なお多くの人々に愛されています。彼は、芸術と理論の融合を追求し、その成果を後世に残した、偉大なアーティストの一人であると言えるでしょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

第8回 デッサン 三ツ矢サイダー

こんにちは

今回はデッサンで三ツ矢サイダーの缶を書いてみました!

実際の缶がこちらになります。(後のお菓子たちは無視してください🫣)

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私が描いたものはこちらになります。

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アルミの質感を上手く出せませんでした。とても柔らかい印象を与えています。

アルミの質感を出すには、影と光の部分をはっきりさせることが必要でした。

缶の下部分の影が模様のように見えてしまっています。全体的に色を濃くすると、良かったのかもしれません。

そして、蓋の部分が最難関でした。

よく観察しないと描けません。

缶の構造上、下部分が丸っこく、どんどん丸みがなくなっています。

缶の底をもう少し、丸くしたほうが良かったです。

今回はとても難しい回になりました。

もっと練習が必要です。

最後までご覧いただきありがとうございました♪

 

自己表現とジェンダー:シンディ・シャーマンの写真表現に見る社会的問題

こんにちは!

今回は、アメリカ合衆国現代美術家シンディ・シャーマン(Cindy Sherman)についてご紹介します。彼女は、自身がモデルとなって自己撮影した写真作品で知られ、その作品はしばしば女性の描かれ方や、現代社会における女性の課題を問いかけるものとなっています。

シンディ・シャーマン | 世界のアート作品・絵画を買いたい・売りたい |CURIO(キュリオ)

シャーマンは1954年1月19日にニュージャージー州グレン・リッジで生まれました。彼女は、ニューヨーク州立大学バッファロー校で学び、写真を専攻しました。卒業後、ニューヨーク市に移り住み、独自の芸術活動を開始しました。

彼女の最初の作品は、彼女が自己撮影した、映画のスチル写真を模したものでした。その後、彼女は「ウィッグシリーズ」と呼ばれる作品を制作しました。これは、彼女がさまざまなウィッグをかぶり、それぞれのウィッグに合った衣装を着用して自己撮影したものでした。このシリーズによって、彼女は自己撮影による表現方法を見つけ出し、以後の作品でも用いることになりました。

彼女が最も有名なシリーズの一つである「アメリカの映画スチル写真」シリーズは、映画のキャラクターを模したものでした。彼女は、映画のシーンを再現し、その中で自分自身をモデルとして使い、撮影した写真を展示しました。このシリーズは、一見して映画のスチル写真に見えるような作品であり、観客にはまるで映画の一場面を観ているような錯覚を与えます。

 

シャーマンは、自分自身を撮影することによって、様々な女性像を表現することができます。彼女は、しばしば、女性がどのように描かれ、表現されているかを批判し、女性の課題を浮き彫りにします。彼女は、自己撮影によって、女性の外見や表現方法に対する社会的期待や規範を問いかけ、その背後にある権力関係を明らかにすることができます。

 

また、シャーマンは、時には男性像を表現することもあります。例えば、「ヒストリカル・フィクション」シリーズでは、彼女自身が男性の衣装を着用し、様々な時代の男性像を再現しました。このシリーズは、男性像に対する社会的期待や規範を問いかけるとともに、男性と女性の社会的な役割分担についても考えさせられます。

 

彼女の作品は、女性像やジェンダーに関する問題を掘り下げるだけでなく、自己表現やアイデンティティの模索についても言及しています。彼女は、自分自身をモデルとすることで、自己表現の方法やアイデンティティの構築についても問いかけます。

 

シャーマンの作品は、女性像やジェンダーについての問題を掘り下げるだけでなく、写真というメディアに関する問題にも焦点を当てています。彼女は、写真が現代社会においてどのように使用され、表現されるかについても考えさせられます。

彼女の作品は、多くの美術館やギャラリーで展示されています。彼女は、1995年にはヴェネツィアビエンナーレでグランプリを受賞し、2019年にはロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーで大規模な回顧展が開催されました。

 

シャーマンの作品は、写真を使った表現方法に関心がある人だけでなく、女性の表現やジェンダーについて深く考えたい人にも強くお勧めできます。彼女の作品は、表現方法やジェンダーに関する問題に対する洞察を提供し、現代社会における女性の役割やアイデンティティについても深く考えさせられます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

第2回 水彩画 🌳

こんにちは

今回は第2回水彩画ということで、木を描いてみました。

前回、初めて水彩画に挑戦して、とても難しいと感じました。なのでこれからシンプルなものをどんどん描いて練習していこうと思います。

それでは見てください。

まずは実際の景色です。

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次に私が描いたものです。

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大体2時間くらいで仕上げました。

上手くいったなーと思ったところは、木の幹、枝の部分です。青と黒と緑を混ぜて重ねて塗ったらいい感じになりました。

反省点はたくさん見受けられます。

木がのっぺりした印象になってしまいました。

特に上部がのっぺりしています。葉っぱの感じをもう少し出していきたいです。

空のグラデーションについて、上の部分は濃くして、そこから水で広げて行くと上手くいきます。

左側で、重ね塗りをしてしまったので不自然さが少し感じられます。

色を自在に使いこなせれるようにたくさん練習しようと思います。

デッサンも並行してやります。

最後まで見て下さりありがとうございました!

自然とのつながりを描いた表現主義の巨匠、フランツ・マルク

こんにちは。

今回は、ドイツの表現主義の先駆者であり、色彩的な強調を特徴とするフランツ・マルク(Franz Marc)についてご紹介したいと思います。

 

フランツ・マルク1880年2月8日、ミュンヘンで生まれました。父親は画家で、彼も美術を学びましたが、当初は動物学者になることを希望していました。しかし、彼が自然を描くことを決意したとき、それは彼が表現主義の道を選ぶことを意味しました。

 

フランツ・マルクは、動物の形態を自然主義的な方法で描写し、色彩的な強調を行うことで、動物の精神性を表現しようとしました。彼は、野生動物が自然の一部であるという考え方を持ち、その美しさと力強さを表現することに情熱を注いでいました。

 

彼の最も有名な作品の一つは、「青い馬」です。この作品は、彼が非常に重要であると考えていた色の使用についての彼の信念を表しています。彼は、色が感情を表現するための重要な手段であると考え、特定の色が特定の感情を引き起こすことができると信じていました。青色は、彼にとって信頼平和を表し、彼の絵画の中で頻繁に使用されました。

「青い馬」

フランツ・マルクは、他の表現主義の芸術家たちと一緒に、「ブルー・ライダーズ」というグループを結成しました。このグループは、前衛的な芸術作品を制作し、ドイツの芸術界に影響を与えました。彼はまた、第一次世界大戦中に戦争についてのシリーズを描いたことでも知られています。彼の作品は、戦争がもたらす痛みや苦しみを表現しており、時には血に染まった兵士の姿を描くこともありました。

 

しかし、フランツ・マルクは1916年に戦死してしまいました。彼はまだ35歳でした。彼の死後、彼の作品は多くの人々によって評価され、彼はドイツ表現主義の代表的な芸術家としての地位を確立しました。

 

フランツ・マルクは、表現主義の中でも特に革新的なアーティストであり、彼の作品は現代美術の発展に大きな影響を与えました。彼は自然と動物に深い愛情を抱いており、それらを描くことを通じて、人間と自然とのつながりを表現することを目指していました。

 

彼は、芸術が社会や政治に対する批判的な態度を持つことができることを信じていました。彼の戦争シリーズは、戦争が引き起こす破壊と悲しみを表現することで、戦争への批判的な姿勢を表しています。

「戦う形態」

また、フランツ・マルクは、カンディンスキームンクといった表現主義の芸術家たちと一緒に、芸術における精神的な側面を探求することにも興味を持ちました。彼は、芸術が精神的な成長や人間の内面についての理解を深めることができると信じていました。

 

フランツ・マルクの作品は、今日でも世界中で高い評価を得ています。彼の作品は、印象主義の影響を受けた色彩的な表現と、動物や自然に対する深い愛情が表現されています。彼の作品は、人々に自然や動物に対する敬意を持つことを呼びかけ、人間と自然のつながりを再考する機会を与えてくれます。

フランツ・マルクは、20世紀初頭の芸術界に革新的なアイデアをもたらした重要な芸術家の一人であり、彼の作品は現代美術の発展に大きく貢献しました。彼の死から100年以上が経過した今でも、彼の作品は芸術愛好家たちに愛され続けています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。